2008年11月20日木曜日

ストレス要因が引き起こすストレス反応とは

「ストレスが降りかかってるなぁ」と日ごろ感じることがあります。
では、ストレスを感じていないときは、ストレスが降りかかっていないのでしょうか。
答えはもちろんNOですね。

つまり、ストレスとは、いつでも誰でも我々の周りに存在します。
どのようなものが原因でストレスが蓄積されるかは、以前に書きました。
メンタルヘルスセルフマネジメント: ストレス反応を引き起こす原因

ストレスを受けて、「ストレス反応」として表面化すると、私達が実際に感じることができるわけです。
脳は、ストレスの多い環境に適応しようとします。
そして、人はストレス
要因にさらされると、その刺激や要求に応じて生体に緊張状態が発生します。
その緊張状態が続くと、身体面・心理面・行動面において様々な反応が表れるわけです。
こういた身体面、心理面、行動面に現れるのが「ストレス反応」といいます。

人の自律神経系は、視床下部でコントロールされています。
この自律神経系は、交感神経と副交感神経に分かれており、昼は活動的に動くように交感神経が活発になり、夜は体を休めるため
に副交感神経が優位に働くようにホルモンバランスを整えます。
このホルモンバランスが崩れると身体に症状として現れます。
つまり、私達が「頭痛がするなぁ」とか「胃が痛いなぁ」と感じるときは、ストレスによりホルモンバランスが崩れ、脳がサインを送っている状態という訳です。

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